Windowsで日本語入力の切り替えは半角/全角キーで行うのが通常ですが、Linux端末ではCtrl+Spaceキーで日本語入力のON/OFFの機能が割り当てられていて、Windows10でも設定をすることでCtrl+Spaceキーに機能を割り当てることが可能です。
今回はGoogle日本語でCtrl+Spaceキーでの日本語入力ON/OFFの切り替え設定方法を記載します。
Google日本語入力の設定
タスクバーのIMEの「A」もしくは「あ」の部分を右クリック
「プロパティ」を選択
Google日本語入力のプロパティ画面が表示されるので、「キー設定の選択」項目の「編集」を選択
左下の「編集」をクリックし、「エントリーを追加」を選択
一番下の行が追加されるので、「モード」「入力キー」「コマンド」欄を以下の形で設定する
モード | 入力キー | コマンド |
直接入力 | Ctrl Space | IMEを有効化 |
入力文字なし | Ctrl Space | IMEを無効化 |
変換前入力中 | Ctrl Space | IMEを無効化 |
変換中 | Ctrl Space | IMEを無効化 |
直接入力のみ、IMEを「有効化」する点に注意
モード欄を選択すると一覧が表示されるので、適宜選択
入力キー欄を選択すると「Google日本語入力キーバインディング設定」ウィンドウが表示される
「割り当てるキーの入力」欄が選択されていることを確認し、CtrlキーとSpaceキーを同時に押す
以下のように「Ctrl Space」と表示されていることを確認し、「OK」をクリック
コマンド欄を選択すると一覧が表示されるので、IMEを有効化(設定内容によってはIMEを無効化)を選択
以下の形で設定される
同じように繰り返して、最終的に下図の形で4行追加する
以上でCtrl+Spaceで日本語入力のON/OFFを切り替える設定は完了です。
ただし、Ctrl+Spaceキーに他の機能が割り当てられているので、その設定を削除します。
「入力キー」欄を一度クリックするとソートされるので、入力キーに「Ctrl Space」が設定されていて、コマンドがIMEを有効化(IMEを無効化)以外のものを選択
選択後、右クリックし「エントリーを削除」を選択
余計な設定を消した後、「OK」を選択
以下表示が出たらOKをクリック
プロパティ画面に戻ったら「OK」をクリック
以上で設定変更が完了です。
新しく開いたアプリケーションからCtrl+Spaceで日本語入力のON/OFFができるようになります。
なお、半角/全角キーも使える形ですが、もし、半角/全角キーは使わない場合、上記の方法ではなく、入力キー欄が「Hanakaku/Zenkaku」となっている設定を「Ctrl Space」に変更するだけでOKです。